2008年2月23日(東京)24日(大阪)
イ・ヒジャさんのキムチづくり&家庭料理教室
東京
春の嵐が吹き荒れた2月23日に、関東では久しぶりになる、イ・ヒジャさんを招いての『キムチづくり講習会』が19名の参加で開かれました。ヒジャさんは、前日に沢山の食材を携えて来日されました。特に、ヤンニョムづくりに使う〈赤唐辛子〉はぜひ本物の味をと、韓国でも貴重になっている天日干しの物を持ってきてくださいました。そのヤンニョムづくりから参加された方も多く、みんなで楽しくワイワイと野菜を刻みました。昼食には、白菜の切れ端にできたてのヤンニョムと生牡蠣を巻いて食べ、そのおいしさに舌鼓を打ちました。
午後は、いよいよ白菜の間にヤンニョムを丁寧に塗り重ねて、キムチの出来上がり。ヒジャさんの食材へのこだわりや、食材を全く無駄にしない作業の手さばきに、「食は文化」を感じたという感想があがりました。交流会では、小学生から「靖国問題とは何ですか?」という質問が出て、「おおっ!」と笑いながらも、分かりやすく説明するというのはなかなか難しいものでした。参加者それぞれが今の社会への思いなどを語り、話が尽きず、話の続きをしながら多勢で次の開催地・大阪へ向かうヒジャさんを見送りました。(中里)
大阪
2月24日、すっかり恒例となりました李熙子さんをお招きしてのキムチ教室も、今年で5回目。同志社大学で「あんにょん・サヨナラ」上映をしてくれた氏本さんやカナダから帰国した「たまちゃん」も久々に参加。今回は李熙子さんお得意の「タクチュク(鶏粥)」も紹介されて、参加者一同興味津々!
もち米を鳥のゆで汁でコトコト30分ほど炊き、味付けとしてニンニクを一緒に入れてお塩であっさりと仕上げます。
「おいしい!」「おいしい!」参加者の女性達からは、「家で作れそう」「作ります」と、感激の声しきり。なんと表現しましょうか、本当に身体がホッとするお料理でした。
李熙子さんと私達は、回を重ねて息のあった友人として、ゆったりとキムチと、タクチュクを楽しみました。そのせいかな? 今年のキムチは特別に味が深く、職場で購入してくれた人からも大好評で、ちょっと、かなりうれしかった。
次回は12月26日から李熙子さんのふるさと江華島(カンファド)で、ボッサムキムチ(王様キムチ)を作ります。20種類以上の素材−果物、牡蠣・・・等も入れてつくります。李熙子さんと市場で材料を購入することから始めます。楽しそうでしょう? 興味のある方は予定を入れておいて下さいね。(小川)